
Vrewとは?文字を消すと動画も切れる——AI字幕編集の使い方と料金
動画編集でいちばん時間を奪うのは、実は派手なエフェクトではなく字幕です。10分の動画にテロップを付けるだけで1時間消える——そんな作業に心当たりがあるなら、知っておいて損がないのがVrewです。この記事では、Vrewの「文書のように動画を編集する」という仕組みと、無料でできる範囲、料金を2026年6月時点の情報で整理します。
Vrewとは——動画を「文書のように」編集するAIソフト#
Vrewは、韓国VoyagerX社が開発するAI動画編集ソフト です。動画を読み込むと音声を自動で文字起こしし、画面には文章が並びます。ここからが本題で、テキストを削除すると、対応する映像も一緒にカットされる のがVrewの核心です。言い間違えた一文を文字ごと消せば、その部分の映像も消える。Wordで文章を直す感覚で、動画が編集できてしまいます。
向いているのは、解説動画・Vlog・セミナーの切り出しなど、喋りが主役の動画 です。映像のかっこよさで魅せるタイプの編集は守備範囲外と割り切ったほうがうまく付き合えます。
主要なAI機能#
- 自動字幕: 文字起こし結果がそのまま字幕になる。フォントや装飾もまとめて変更できる
- 無音区間の自動カット: 「えー」「あー」や間延びした沈黙を自動検出し、まとめて詰められる
- AI音声ナレーション: 日本語の音声が多数。自分の声を学習させて使う機能もある
- テキストから動画生成: 原稿を書くと、AIが画像とナレーション付きの動画を丸ごと組み立てる
収録なし・顔出しなしでも、原稿さえあれば動画が作れる構成になっているのが特徴です。
料金——無料枠が実用的で、商用利用も可#
2026年6月時点の料金は円建てで、おおよそ次の構成です。
- Free (0円): 月に音声分析120分・AI音声1万字・翻訳3万字など。無料プランでも商用利用可
- Light (月1,300円前後) / Standard (月2,200円前後): 各上限が大きく増える
- Business (月4,500円前後): チーム・業務向け
喋り中心の動画を週1〜2本なら、無料枠で回ってしまう場合もあります。利用はPCのデスクトップアプリが基本 (Windows / Mac / Ubuntu。Web版もあり) なので、スマホ完結派よりPC作業派向きです。
付き合い方の注意点#
文字起こしの精度は収録環境に左右されます。マイクから遠い・雑音が多い音源だと修正が増えるので、録る段階で少しだけ環境を整える ほうが結局速いです。固有名詞や専門用語は誤変換される前提で、最後にざっと目を通してください。
また、編集の自由度はカット主体です。凝ったモーションや演出を足したくなったら、別の編集ソフトと併用する選択肢もあります。全部をVrewでやり切る必要はありません。
まとめ#
Vrewは、字幕付けと間延びカットという、いちばん面倒な工程を自動化してくれる 編集ソフトです。要点は3つ。テキストを消せば映像も切れるという編集体験、無料でも商用利用できる実用的な無料枠、そして喋りが主役の動画にこそ向くこと。テロップ作業に疲れているなら、まず1本通してみる価値があります。
字幕作業が数分になっても、毎日の投稿文づくりは残ります。投稿くん は、プロダクトや活動の世界観を一度登録すれば、X / Instagram / Threads / note 向けの投稿をAIが書き分けるツールです。動画の負担を下げた次は、ダッシュボードで文章の負担も下げてみてください。


